特定看護師の業務内容について
特定看護師の業務内容については、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループや日本医師会が看護業務実態調査等を経て未だ慎重に検討を重ねている段階ですが、現時点で想定される特定看護師が行う「特定の医行為」については、下記のように予想されています。
1 | 患者の重症度の評価や治療効果判定等のための身体所見の把握や検査 |
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2 | 動脈血ガス測定のための採決など、侵襲性の高い検査の実施 |
3 |
エコー、胸部単純X線撮影、CT、MRI等の実施時期の判断、読影の判断 (エコーについては実施を含む) |
4 | IVR時の造影剤の投与、カテーテル挿入時の介助、検査中・検査後の患者の管理等 |
1 | 人工呼吸器装着中の患者のウイニング、気管挿管、抜管等 |
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2 | 創部ドレーンの抜去等 |
3 | 褥瘡の創傷処置 |
4 | 褥瘡の壊死組織のデブリードマン |
1 | 疼痛、発熱、脱水、便通異常、不眠等への対症療法 |
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2 | 副作用出現時や症状改善時の薬剤変更・中止 |
特定看護師へキャリアップが可能な病院情報
認定看護師・専門看護師の資格取得の支援をしている病院は結構ありますが、特定看護師になると制度自体がまだ検討段階で、
病院サイドも資格取得の支援をしているところは限られてきます。
また特定看護師の資格を取得する為には、認定看護師としての臨床経験が5年以上必要になり大変狭き門です。
ただ400床以上を有する大規模病院は個人単位で支援をしているところもあるみたいなので、良かったら400床以上の病院の求人を調べてみてください。